正しい生活習慣やむし歯にならないための
知識とケアの仕方を学ぼう!
正しい知識とケアが将来のお口の健康を守ります!
子どもは12歳ごろになると、最後の奥⻭「第2大臼⻭」が生えてきて、顎の成⻑も完成してきます。よって、第二大臼⻭が生えれば永久⻭の⻭列はほぼ完成し、噛み合わせのバランスもある程度決まります。
正しい知識とケアが将来のお口の健康を守ります!
子どもは12歳ごろになると、最後の奥⻭「第2大臼⻭」が生えてきて、顎の成⻑も完成してきます。よって、第二大臼⻭が生えれば永久⻭の⻭列はほぼ完成し、噛み合わせのバランスもある程度決まります。
保護者さまの目から離れる中学生になると、学校の授業以外に部活動や塾通いなどがあって忙しくなり、⻭磨きがおろそかになりやすくなります。また、この時期には親離れも始まり仕上げ磨きや仕上げチェックも行われなくなります。食生活の乱れがむし⻭のリスクを高めます。試験勉強等で夜食を取ることが習慣付いたり、ジュースやスポーツドリンクなど、糖分の多い飲み物を頻繁に飲むことはむし⻭をつくる原因となります。
永久⻭は一生使っていく大切な⻭です。
「自分の歯は自分で守らなくていけない」ということをお子さま自身が自覚し、自立した生活習慣を身 につけるためにも、定期検診が大切です。
むし⻭にならない為の⻭磨きの仕方やおやつの食べ方などお子さまご自身が正しい知識を身につけてお家でもケアができるような取り組みを行います。
一生に⻭周病はむし⻭などと違って痛みなどの自覚症状がほとんどないため、⻭周病は、まずは⻭茎が赤く腫れる「⻭肉炎」から始まります。中高生になると、⻭磨きも疎かになりやすく、ホルモンの関係により⻭茎が腫れやすくなります。 まずは10〜12歳の間から正しい知識とケアの仕方を学び自分自身で自己管理できるようにしましょう。
シーラントは⻭ブラシが届きにくい奥⻭の溝をプラスチックの材料で埋める方法で、むし⻭予防に効果的です。生えて間もない⻭は他の⻭よりも背が低いため⻭ブラシが届きにくく、⻭質が未熟なためむし⻭にもなりやすいです。
また、フッ素塗布とは⻭質を強くし、むし⻭になりにくい⻭にする予防法です。フッ素を塗ることで、むし⻭菌を発生させる酸へ対抗できる⻭の表面にすることができます。むし⻭になりかけた部分の自然修復(再石灰化)を助けることもできます。
ダラダラ食べは唾液での中和が遅くなり、口内が酸性になったまま=虫⻭になりやすい時間が続いてしまいます。飴、キャラメル、チューイングガムなどのお口の中に⻑く残る甘い食べ物、ジュースの常飲は避けましょう。ジュース1口は1回の食事と変わらず、糖の中毒性も高いので要注意です。ジュースやスポーツドリンクなど、糖分の多い飲み物を頻繁に飲むことはむし⻭をつくる原因となります。飲み物も砂糖を含まないお水やお茶にすることがオススメです。
むし⻭の有無、進行具合をチェックします。
また、専用の器具で、⻭ぐきの深さや出血・⻭のぐらつきを調べます。
仕上げ磨き卒業に向けて自分で上手に磨く練習をします。
正しい⻭磨きの習慣がお子さまに身に付くようお伝えします。
間食についてや食事の内容などについてお話しします。
ジュースやスポーツドリンクなど、糖分の多い飲み物を頻繁に飲むことはむし⻭をつくる原因となります。食生活の乱れがむし⻭のリスクを高めます。
PMTC とは、予防ケアのプロである⻭科衛生士による⻭のクリーニングです。ご自身の⻭磨きだけでは落としきれていない汚れを、⻭科医院の専門的なクリーニングできれいにし、むし⻭や⻭周病になる可能性を格段に下げることができます。
⻭ブラシが届きにくい奥⻭の溝を⻭科用の特殊なプラスチックで埋める処置です。汚れがたまりにくくなるため、むし⻭予防に効果的です。
フッ素を⻭に塗り、むし⻭に抵抗できる強い⻭を作ります。
むし⻭の予防効果はもちろん、ごく初期のむし⻭であれば再石灰化の促進により自然修復することができます。
日頃の生活習慣がお口の環境を左右します。
お子さまのお口の健康を守るため、保護者の方には間食についてや食事の内容などについてお話しします。
これから中高生になり部活や学校で忙しい生活が始まると、⻭医者に通うことがなかなか難しくなるかもしれません。そのため 10〜12歳のこの時期から、しっかりと正しい⻭の磨き方やむし⻭をつくらせない方法を学ぶことが大切です。また、早期発見のためにも定期的に⻭科医院で検診を受けることをオススメします。